現地の滞在時間:7:00~11:00
7時の気温:27℃ 8時の気温:27℃ 9時の気温:29℃ 10時の気温:30℃ 11時の気温:30℃ 天候:晴 探索対象:ホソミイトトンボ・アジアイトトンボ・モートンイトトンボ 定期観察しているフィールドで、前回の訪問は6/24です。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ ホソミイトトンボの状況は、以下の通りでした。 個体数は多くは無かったですが、まだ越冬型が見つかりました。 2ペアの交尾態・連結産卵が観察できました。 オスの個体数が少ないからか、単独産卵していたメスもいました。 当地での越冬型は、終息が近いと思います。 昨年の越冬型の終見日は、7/23でした。 羽化したばかりの色付いていない夏型が、多数見つかりました。 羽化したばかりの個体は、アシの茂みの入口付近に集まっていました。 これからアシ原に潜り込み、成熟度が進むまで摂食行動をすると思います。 昨年の夏型の初見日は7/2で、ほぼ例年通りでした。 一方で、1個体の成熟個体の夏型のメスを、見つけました。 他には、成熟個体の夏型は、見つかりませんでした。 (「越冬型」と「夏型」の発生仮説については、コチラにまとめてあります。) モートンイトトンボの状況は、以下の通りでした。 前回同様、多数の個体が観察できました。 羽化が出遅れていた個体群が、一斉に羽化していました。 羽化したばかりの色付いていない個体・未熟個体・成熟個体が、入り乱れていました。 到着早々、成熟個体の交尾態が観察できました。 気温が高く晴れていて活性が高いからか、観察中に交尾を解除してしまいました。 その後、辺りを探しましたが、交尾態は見つかりませんでした。 アジアイトトンボの状況は、以下の通りでした。 6/3の観察を最後に、しばらく、見つかっていません。 今年の初観察から、約2ヶ月以上が経過し、第一世代が終息したと思います。 第二世代が出現しても、おかしくはありません。 モートンイトトンボの個体数が多いので、見落としている可能性があります。 ただ、未熟時のオレンジ色のメスは目立つので、見落しそうにありません。 不思議です。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ 以下、今回の訪問で撮影した分です。 ホソミイトトンボ夏型♀ SONY α7Ⅲ Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical 羽化間もなく色付いていない個体は、識別しにくいです。 本種は、腹部が長めの比率なので、慣れるとシルエットでもわかります。 ![]() ホソミイトトンボ夏型♂ SONY α7Ⅲ Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical 羽化間もなく色付いていない個体は、識別しにくいです。 本種は、腹部が長めの比率なので、慣れるとシルエットでもわかります。 ![]() モートンイトトンボ♂ SONY α7Ⅲ Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical 少し引き気味の構図で、周りの雰囲気を多めに取り込みました。 ![]() モートンイトトンボ♂ SONY α7Ⅲ Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical 少し引き気味の構図で、周りの雰囲気を多めに取り込みました。 ![]() ホソミイトトンボ越冬型連結産卵 SONY α7Ⅲ Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical ペアが一直線になっていなかったので、メスの個体にピントを合わせました。 雰囲気は気に入ってます。 ![]() ホソミイトトンボ越冬型♀ SONY α7Ⅲ Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical もう終盤期なので、いつまで見れるのか・・・ ![]() ホソミイトトンボ越冬型♂ OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO もう終盤期なので、いつまで見れるのか・・・ ![]() 撮影後記 晴れ渡った当地でのフィールドワークは、久し振りです。 風が強くて、なかなかピントが合わず、撮影が思うように進みませんでした。 前日のフィールドワーク同様、強い陽射しの中での撮影でした。 撮影の合間に、こまめに水分補給と栄養補給(カロリーメイトゼリー)をしました。 今回も、体調不良を起こす事もなく、無事にフィールドワークを終える事ができました。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ ブログに投稿した写真は、オリジナルサイズで閲覧できるPHOTOHITOにも投稿しております。 赤字には、PHOTOHITOのURLを埋め込んでいます。 PHOTOHITOのページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。 オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。 ホソミイトトンボの発生状況・形態の投稿内容は、コチラです。 ホソミイトトンボの交尾・産卵の投稿内容は、コチラです。 PHOTOHITOのホソミイトトンボの写真一覧は、コチラです。 モートンイトトンボをまとめた投稿内容は、コチラ。 PHOTOHITOのモートンイトトンボの写真一覧は、コチラ。 ※一部のスマートフォン・タブレット端末での閲覧の注意点 一部の端末では、写真の本来の解像度が出力されないようです。 また、フォントが不揃いの事もあるようです。 できるだけ、PCでの閲覧を推奨します。
by ba-mf08
| 2018-07-03 20:30
| トンボ
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