現地の滞在時間:7:00~13:00
到着時の気温:4℃(気象庁発表) 撤収時の気温:13℃(気象庁発表) 現地日向気温:5℃(8:00) 9℃(10:00) 18℃(12:00)(持参気温計) 天候:晴 探索対象:ホソミイトトンボ 定期観察しているフィールドで、前回の訪問は11/25。 前回の探索を参考に、今回の「ホソミイトトンボ」と、その他の状況 ★11/19より、チャノキで観察できてる4個体中3個体は、いなくなっていた。 ・チャノキの根元近くの枝に静止していた、メスの個体は継続観察できている。 ★同じチャノキに、新たなオスの個体が観察できた。 ・先週、馴染みの虫友さんが発見した個体。 ★竹林の林縁部の枝に張り付いていた、メスの個体はいなくなっていた。 ★地表面から1.7mくらいの木の枝に静止していた、新たなオスの個体が観察できた。 ★数日前に気温が高かった日があったので、トンボが移動したと思われる。 ★今回、観察できた個体は、3個体。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ 今回は、馴染みの虫友さんも参戦するとのことで、現地の駐車場で待ち合わせ。 (この日の馴染みの虫友さんの投稿内容は、コチラ。) まずは、11/19より「ホソミイトトンボ」が観察できてるポイントに、向かいました。 11/29(水)には、現地では気温が約20℃になりました。 流石に移動した個体がいると思われます。 観察ポイントに到着し、現状確認。 観察できた個体は、2個体になっていました。 やはり、気温が高かった日に移動してしまったと思われます。 とりあえず現状の撮影。 ゴチャゴチャした所に潜んでいるので、気に入った写真になりません。 まずは、11/19よりチャノキで観察できてる、メスの個体を撮影。 ホソミイトトンボ越冬型♀ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO 自分の体の太さと同じような枝に静止しているので、見落としがちです。 ![]() ホソミイトトンボ越冬型♀ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO ![]() 次に、同じチャノキにいた、新たなオスの個体を撮影。 ホソミイトトンボ越冬型♂ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO ![]() 撮影を程々にして、付近に新たな個体がいないか、探索を始めました。 今まで、あまり注視していなかった、目線の高さの木の枝で発見。 太陽の光が効率良く当たるように、体の向きをこまめに変えていました。 ホソミイトトンボ越冬型♂ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO ![]() ホソミイトトンボ越冬型♂ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO ![]() 「ホソミイトトンボ」を撮影していると、ふと、気付いた事がありました。 すぐ近くの木に、アカネ属のトンボが枝にぶら下がっていました。 よく観察すると、翅が無く、体にカビのようのものが付着してました。 あ!! ヤンマタケ(宿主ナツアカネ) OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO ![]() なんと、「ヤンマタケ」でした。 (「ヤンマタケ」を含む冬虫夏草の詳細は、コチラ。) コレが見たいがために、詳しい知人に案内を頼んで、2015年・2016年には遠征しました。 私が通っているフィールドで観察できた事は、嬉しい誤算でした。 ただ、気になることがあります。 「ヤンマタケ」は、適度に湿度がある環境を好みます。 今回観察できた環境は沢沿いではなく、山の斜面の途中の開けた場所。 意外と、この場所は、湿度があるということかもしれません。 さらなる越冬体勢の個体を探索する事にしました。 まずは、馴染みの虫友さんと前回探索した裏山へ向かいました。 竹林・落葉広葉樹林などを探索してみましたが、見つからず。 下山し、昨シーズンに越冬態を観察できたポイントを探索するも、見つからず。 新たな越冬体勢の個体は、なかなか、見つかりません。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ 赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。 「PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。 オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。 (スマートフォンでは、本来の解像度が出力されないようなので、PCでの閲覧を推奨します。) 「ホソミイトトンボ」の発生状況・形態の投稿内容は、コチラ。 「ホソミイトトンボ」の交尾・産卵の投稿内容は、コチラ。 「PHOTOHITO」のホソミイトトンボの写真一覧は、コチラ。 「ヤンマタケ」を含む冬虫夏草の投稿内容は、コチラ。 「PHOTOHITO」のヤンマタケを含む冬虫夏草の写真一覧は、コチラ。
by ba-mf08
| 2017-12-03 22:20
| トンボ
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