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2017/6/17(土)のフィールドワーク①

今回は、定期観察している2箇所のフィールドに行ってきました。


1箇所目のフィールド
現地の滞在時間:6:30~11:30
到着時の気温:20℃(気象庁発表)
撤収時の気温:26℃(気象庁発表)
天候:晴
探索対象:ホソミイトトンボ・モートンイトトンボ

当地の前回の訪問は、1週間前の6/11。
前回の「ホソミイトトンボ」と、その他の状況
★前年の夏型の子孫と思われる越冬型が集まり、前々回の訪問時より、多くの個体が観察できた。
 ⇒以下、個人的見解
  前年に早め(8月中旬)に羽化した越冬型(前年の越冬型の子孫)は消滅。
  前年に遅め(9月上旬)に羽化した越冬型(前年の夏型の子孫)は生存中。
  「夏型」は発生しない地域があったり、発生しても個体数が少ない地域もある。
  今の時期は微妙だが、7月に観察できる個体は、おそらく「夏型」の子孫だと思われる。
★第1世代と思われる「アジアイトトンボ」が、まだ観察できた。
 ⇒「アジアイトトンボ」は、2世代以上の発生があります。
  (寒冷地では、この限りではないと思います。)
  当地の幼虫期は、約2ヶ月と思うので、2世代目は7月頃だと思われます。
★ようやく「モートンイトトンボ」が観察できた。

今回の「ホソミイトトンボ」・「モートンイトトンボ」と、その他の状況
☆当地では、この一週間でまとまった降雨があり、全体的に水量が増えた。
 ⇒地元の農家さんに伺いました。
☆「ホソミイトトンボ」は、前回の訪問時と同じ状況。
☆「モートンイトトンボ」は、前回の訪問時より、多くの個体が観察できた。
 ⇒ヤゴが越冬している水域は、当地では1箇所。
  降雨で溢れた水が幾つもの湿地をつくり、ヤゴも流れ出て、湿地で多くの個体が羽化していた。
  湿地では、成熟個体・未熟個体・羽化直後個体の全てが観察できた。
☆6:30の時点で、「モートンイトトンボ」のオスが交尾を試みていたが、メスは嫌がっていた。
 ⇒本種の交尾は早朝に行われる(個人的には午前8時以降は観察した事が無い)
☆「オツネントンボ」の老熟個体♀を観察。
 ⇒背面側の複眼が青くなるのはオスだけだと思っていたが、メスも青くなるようです。
☆出現期が近い「ホソミイトトンボ」の夏型は観察できなかった。

モートンイトトンボ♂
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
f0376976_21212432.jpg

モートンイトトンボ♂
SONY α7Ⅱ
SONY
FE 100mm F2.8 STF GM OSS
f0376976_21244903.jpg

モートンイトトンボ♂
SONY α7Ⅱ
SONY
FE 100mm F2.8 STF GM OSS
f0376976_21252466.jpg
モートンイトトンボ♂(羽化直後)
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

f0376976_21265999.jpg

モートンイトトンボ♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
f0376976_21293280.jpg

モートンイトトンボ♀
SONY α7Ⅱ
SONY
FE 100mm F2.8 STF GM OSS
f0376976_21304118.jpg

モートンイトトンボ♀
SONY α7Ⅱ
SONY
FE 100mm F2.8 STF GM OSS
f0376976_21312251.jpg

モートンイトトンボ未熟個体♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
f0376976_21325261.jpg

ホソミイトトンボ越冬型交尾態
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
f0376976_21343529.jpg

オツネントンボ♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
f0376976_21352431.jpg

オツネントンボ♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
f0376976_21354689.jpg


2017/6/17(土)のフィールドワーク②へ続く



赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
「PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。
(スマートフォンでは、本来の解像度が出力されないようなので、PCでの閲覧を推奨します。)

「ホソミイトトンボ」の発生状況・形態の投稿内容は、コチラ
「ホソミイトトンボ」の交尾・産卵の投稿内容は、コチラ
「PHOTOHITO」のホソミイトトンボの写真一覧は、コチラ

「モートンイトトンボ」をまとめた投稿内容は、コチラ
「PHOTOHITO」のモートンイトトンボの写真一覧は、コチラ

「PHOTOHITO」のオツネントンボの写真一覧は、コチラ

by ba-mf08 | 2017-06-20 21:57 | トンボ | Comments(0)

2017/6/11(日)のフィールドワーク①

今回は、定期観察している2箇所のフィールドに行ってきました。


1箇所目のフィールド
現地の滞在時間:8:00~11:00
到着時の気温:20℃(気象庁発表)
撤収時の気温:25℃(気象庁発表)
天候:晴れ時々曇り
探索対象:ホソミイトトンボ

当地の前回の訪問は、1週間前の6/4。
前回の「ホソミイトトンボ」と、その他の状況
★5月上旬~中旬の繁殖期のピークが過ぎたので、観察できた個体数が激減。
 ⇒以下、個人的見解
  前年に早め(8月中旬)に羽化した越冬型(前年の越冬型の子孫)は消滅。
  前年に遅め(9月上旬)に羽化した越冬型(前年の夏型の子孫)は生存中。
  「夏型」は発生しない地域があったり、発生しても個体数が少ない地域もある。
  今の時期は微妙だが、7月に観察できる個体は、おそらく「夏型」の子孫だと思われる。
  (ホソミイトトンボの発生状況については、コチラにまとめてあります。)
★「アジアイトトンボ」も1世代目のピークは過ぎたようで、1個体の老熟個体♀を観察したのみ。
 ⇒「アジアイトトンボ」は、2世代以上の発生があります。
  (寒冷地では、この限りではないと思います。)
  当地の幼虫期は、約2ヶ月と思うので、2世代目は7月頃だと思われます。
★出現時期が近い「モートンイトトンボ」は、観察できなかった。

今回の「ホソミイトトンボ」と、その他の状況
☆前回と状況が一変し、観察できた個体数が増えた。
 ⇒前年の夏型の子孫の越冬型が集まり、活動のピークなのかもしれない。
☆まだ「アジアイトトンボ」の第1世代が観察できた。
☆やっと「モートンイトトンボ」が観察できた。

ホソミイトトンボ越冬型交尾態
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
縦構図にトリミング
かなり敏感で、コチラが少し動くくらいでも飛ばれてしまいました。
こんな時は、望遠レンズが役に立ちます。
トンボが、水面に写り込むように気を付けました。
f0376976_20293475.jpg

ホソミイトトンボ越冬型連結産卵
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
縦構図にトリミング
オスの個体は、羽ばたいています。
かなり敏感で、コチラが少し動くくらいでも飛ばれてしまいました。
こんな時は、望遠レンズが役に立ちます。
トンボが、水面に写り込むように気を付けました。

f0376976_20333336.jpg



モートンイトトンボ♂
SONY α7Ⅱ
SONY
FE 100mm F2.8 STF GM OSS
背景はとても気に入っているのですが、微妙にピント面が捉え切れませんでした。
f0376976_21553393.jpg

モートンイトトンボ♂
SONY α7Ⅱ
SONY
FE 100mm F2.8 STF GM OSS
背景はイマイチですが、ピントはバッチリ決まりました。
f0376976_21442665.jpg

モートンイトトンボ未熟個体♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
まずは、望遠ズームレンズでアプローチ。
草の茂みに潜り込んでいたので、背景が雑然としてしまいます。
f0376976_18482942.jpg

モートンイトトンボ未熟個体♀
SONY α7Ⅱ
SONY
FE 100mm F2.8 STF GM OSS
次に、フルサイズ機でもアプローチ。
お気に入りの100mmSTFレンズの開放絞りで撮影。
雑然とした背景が、キレイにボケました。
f0376976_18484793.jpg

アジアイトトンボ♀
SONY α7Ⅱ
SONY
FE 100mm F2.8 STF GM OSS
一瞬「モートンイトトンボ♀」かと思いましたが、どうやら「アジアイトトンボ♀」でした。
両種の成熟個体は、体色が緑色で、紛らわしいです。
大きさ・眼後紋・腹部第8節腹面の棘の有無で区別できます。
f0376976_19522615.jpg

シュレーゲルアオガエル
SONY α7Ⅱ
SONY
FE 100mm F2.8 STF GM OSS
眠っていて、触っても逃げませんでした。
f0376976_21130380.jpg


人の気配を察知し、すぐに飛び去ってしまう「ホソミイトトンボ」は、300mmレンズ中心。
草の茂みにいて、背景がゴチャゴチャした「モートンイトトンボ」は、100mmSTFレンズ中心。
今回の撮影は、機材をうまく使い分けることができた。



2017/6/11(日)のフィールドワーク②へ続く



赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
「PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。
(スマートフォンでは、本来の解像度が出力されないようなので、PCでの閲覧を推奨します。)

「ホソミイトトンボ」の発生状況・形態の投稿内容は、コチラ
「ホソミイトトンボ」の交尾・産卵の投稿内容は、コチラ
「PHOTOHITO」のホソミイトトンボの写真一覧は、コチラ

「モートンイトトンボ」をまとめた投稿内容は、コチラ
「PHOTOHITO」のモートンイトトンボの写真一覧は、コチラ

「PHOTOHITO」のアジアイトトンボの写真一覧は、コチラ


by ba-mf08 | 2017-06-15 22:17 | トンボ | Comments(0)

広角マクロ撮影の取り組み

いつも課題が残るトンボの「広角マクロ撮影」。
ウェーダーなどで水の中に入り、ググっと寄れる事ができればチャンスが増えます。
しかし、ウェーダーを導入した事はあるものの、サイズが合わなかったりで、嫌な思い出しかありません。
・・・なので、全く「広角マクロ撮影」は上達していません。
水辺から撮影した数少ない作例を参考に、積極的に「広角マクロ撮影」に取り組んで行こうと思います。


ヤマサナエ
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
焦点距離7mmで撮影。
イメージ通りですが、寄って撮影すると、画面の四隅の像が流れてしまう傾向があります。
中央から外した構図にすると、絞ってもピントが合わず、なんか嫌になり手放しました。

サラサヤンマ♂
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
開放F値が明るく、レンズも軽く、持ち運びが楽チンです。
開放絞り付近の解像度が甘く感じ、結局絞り込むことが増えてしまい、手放しました。

モートンイトトンボ♂
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
焦点距離12mmで撮影。
開放絞りでも、抜群の解像度です。
望遠側の最短距離近辺は、多少、解像度が落ちます。
このレンズは、主に広角側での使用頻度が高いです。
望遠側で、マクロレンズのように寄って撮影することが少ないので、解像度低下は気になりにくいです。
現在も、手元に残っているレンズです。


「OLYMPUSM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」の焦点距離7mmのイメージで、
歪みの少ないレンズとなると、このレンズが気になります・・・

妄想は続きます・・・


赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
「PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。




by ba-mf08 | 2017-03-14 05:56 | 作例比較 | Comments(0)

モートンイトトンボ

「モートンイトトンボ」は、準絶滅危惧種(NT)に類別されていることもあり、定期的に観察しています。
和名の「モートン」は、イギリスのトンボ研究者のケネス・モートン氏に由来します。
(定期的に投稿内容を更新します。)

★活動期間・・・5月下旬~7月下旬(1年1世代)
★生息環境
・平地~丘陵地の湿地・水田など
・未熟個体も成熟個体も、あまり繁殖水域から大きく離れない
★特徴的な成虫形態
・全長 約22~32mm
・♂の腹部後半が鮮やかなオレンジ色
・♀の未熟個体は全身がオレンジ色だが、成熟個体は全身が緑色
・♂の眼後紋は三日月状で、♀の眼後紋は複眼に沿って縦になる
★交尾・産卵の特徴
・交尾は早朝に行われる(最も遅い交尾解除の時刻は、個人的記録として雨天の8:30頃)
・♀は日中に、単独で水面付近の植物組織内に産卵

モートンイトトンボ未熟個体♂
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14


モートンイトトンボ半成熟個体♂
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO


モートンイトトンボ成熟個体♂
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14


モートンイトトンボ未熟個体♀
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

モートンイトトンボ成熟個体♀
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

モートンイトトンボ産卵
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

モートンイトトンボ交尾態
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO(
焦点距離12mm)

モートンイトトンボ交尾態
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO(
焦点距離40mm)


赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
http://photohito.com/user/13643/
PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。



by ba-mf08 | 2017-01-24 22:00 | トンボ | Comments(0)