2017/11/5(日)のフィールドワーク

現地の滞在時間:9:00~14:00
到着時の気温:12℃(気象庁発表)
撤収時の気温:17℃(気象庁発表)
現地最高気温:26℃(持参気温計)
天候:晴
探索対象:ホソミイトトンボ

定期観察しているフィールドで、前回の訪問は11/3

前回の探索を参考に、今回の「ホソミイトトンボ」と、その他の状況
★前回観察できたをポイント探索したが、前回と気象状況が変わらないのに、観察できた個体は少なかった。
 ⇒・なんとか昼過ぎに3個体見つけたが、日光浴をしながら、高い樹上へ移動して行った。
  ・摂食行動は主に正午頃までで、午後は高い樹上にある休息場所に戻り始めると思われる。
  ・一昨日に盛んに捕食して、浪費したエネルギーが少なかったから、摂食行動をしなかったのか?
  ・一昨日に一斉に摂食行動していたのは、台風などの影響で摂食行動が出来なかったからか?

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

前回の「ホソミイトトンボ」の観察内容を再確認するために、越冬ポイントへ向かいました。
9時の時点で、日向の越冬ポイントの気温は、すでに20℃(持参気温計)を越えていました。
高い樹上にある休息場所から、舞い降りて来るのを待ちました。

待てど暮らせど、降りて来ません。
すでに降りて来ているのかと思い、下草の間を探索しましたが、やはり見つかりません。

前回探索時に、馴染みの虫友さんがすぐ近くのエリアでも観察しているので、そちらに移動。
コチラも、上を見ても、下を見ても、全く見つかりません。

別の近くのエリアにでも移動したかと思い、いくつかポイントに移動してみました。
やはり、見つかりません。

移動中、ココロが折れかけて来たので、目の前をウロウロするアカネ属のトンボを撮影。
この時期に見られるアカネ属のトンボは、太陽の「暖」を効率的に取り入れます。
朝方や夕方では、壁などに張り付くように静止します。
昼間は地表面からの輻射熱を利用して、地面にベタッと静止することが多くなります。
常に太陽光が全身に当たるように向きを調整して静止します。

ナツアカネ♂
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
老熟個体のためか、赤黒い個体でした。
f0376976_20555139.jpg

ナツアカネ♂
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
体温が高くなったので、枝先でも静止するようになりました。
f0376976_21003231.jpg

11時までの2時間、いくつものポイントを移動しているうちに、気温は25℃(持参気温計)を越えました。
一向に「ホソミイトトンボ」が現れそうにないので、諦めました。

帰りがけに繁殖水域に寄ってみました。
そこかしこで、個体数は少ないものの、アカネ属のトンボが観察できました。

ミヤマアカネ交尾態
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
温かいコンクリートの上で、「暖」を取っているようでした。
f0376976_21501997.jpg

撮影を終え、歩いていると、馴染みの虫友さんから電話が掛かって来ました。
馴染みの虫友さんも、前回の「ホソミイトトンボ」の観察内容を再確認するために、来たとの事でした。
(この日の馴染みの虫友さんの投稿内容はコチラ。)
午前中の様子を伝え、違った観察眼で見てもらいました。

いた!!

・・・と、電話の声が聞こえました。
急いで、越冬ポイントに引き返しました。
越冬ポイントに到着したら、馴染みの虫友さんが、目を離さず見張っていてくれました。

ありがとうございます(汗)

ホソミイトトンボ越冬型♀
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
意外と、対画面比率を大きくなってしまったので、少し絞り込みました。
f0376976_21520290.jpg

のんびり日光浴をしており、飛び立つと、休息場所がある樹上へ移動して見えなくなりました。
他にも2個体見つかりましたが、同様でした。


様々な疑問点が残りました。
これから、季節的に観察しにくくなりますが、定期観察はまだまだ続きます。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
「PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。
(スマートフォンでは、本来の解像度が出力されないようなので、PCでの閲覧を推奨します。)

「ホソミイトトンボ」の発生状況・形態の投稿内容は、コチラ
(内容を少し改訂しました。)
「ホソミイトトンボ」の交尾・産卵の投稿内容は、コチラ
「PHOTOHITO」のホソミイトトンボの写真一覧は、コチラ

「PHOTOHITO」のナツアカネの写真一覧は、コチラ

「PHOTOHITO」のミヤマアカネの写真一覧は、コチラ

# by ba-mf08 | 2017-11-06 22:16 | トンボ | Comments(0)

2017/11/3(金)のフィールドワーク

現地の滞在時間:6:30~11:00
到着時の気温:14℃(気象庁発表)
撤収時の気温:20℃(気象庁発表)
現地最高気温:26℃(持参気温計)
天候:曇のち晴
探索対象:ホソミイトトンボ

定期観察しているフィールドで、前回の訪問は10/28

前回の探索を参考に、今回の「ホソミイトトンボ」と、その他の状況
★昨年も観察できた、繁殖水域から離れた越冬ポイントで、多数の個体が観察できた。
 ⇒・気温が低かった朝に探索した時は見つからなかったが、気温が高くなった頃に再探索したら見つかった。
  ・陽当りの良い樹上にいた個体の体温が上がり、エサを求めて降りてきたと思われる。
  ・このポイントでは、メスの個体が多かった。
  ・体色は、全て茶褐色だった。
   (馴染みの虫友さんが帰りがけに寄ったすぐ近くのエリアには、体色が少し青い個体もいたそうです。)
★2015~2016年にかけて観察した「ホソミオツネントンボ」と状況が似ている。
 ⇒・10月中旬~11月下旬頃は、気温が高くなった頃になると樹上から降りてきた。
  ・12月は行方知れずで、見つからなかった。
  ・1月~3月上旬は、樹上1.5mくらいのところで越冬体勢になっていた。
  ・3月中旬になると、より高い樹上に移動していた。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

10/9以来、久し振りの晴れの日の「ホソミイトトンボ」探索。
10/9の探索時には、観察できた個体数が少なかった事から、越冬ポイントの移動が始まってると想定。
今回は繁殖水域の探索はせず、越冬ポイントへ向かいました。
仮に繁殖水域で観察できたとしても、越冬ポイントの行く前の居残り組で、個体数も少ないと思われます。

昨年、越冬中の個体が観察できたポイントを探索するも、見つからず・・・
途中、馴染みの虫友さんと合流。
(この日の馴染みの虫友さんの投稿内容はコチラ。)
馴染みの虫友さんは、繁殖水域を探索していましたが、やはり、見つからなかったとの事でした。

別の越冬ポイントへ移動中に、前回探索時にも観察できたチョウが飛び交っていました。

クロコノマチョウ
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
前回撮影時は、ストロボがないと撮影できない暗い状況でした。
今回は、やや明るい林縁部だったので、なんとか自然光で撮影できました。
自然光とストロボ光では、雰囲気がだいぶ異なります。
翅の先端にピントが来ていません(汗)
f0376976_20403781.jpg

別の越冬ポイントの到着。
馴染みの虫友さんが、私と合流する前に探索しており、やはり、見つからなかったとの事でした。
私が探索しても見つからず・・・
別の越冬ポイントに移動しようとしたところ、頭上をヒラヒラと飛翔する昆虫が・・・

いた!!

ホソミイトトンボ越冬型♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
10/9以来の再会です。
盛んにエサの昆虫を捕食していました。
尾部先端部のピントが捉えられていませんが、雰囲気が気に入ってます。
上を見上げる逆光状況。
ストロボを補助光としては使用しました。
重いレンズを上に向けての撮影は、キツイですね。
f0376976_21151130.jpg

気温が高くなり、「ホソミイトトンボ」も活動しやすくなってきたようです。
改めて、朝の見つからなかった越冬ポイントに戻って再探索。
すると、多くの個体が下草の間を縫うように飛翔し、盛んにエサの昆虫を捕食していました。

ホソミイトトンボ越冬型♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
強い陽射しを受けて、活発に動き回っていました。
f0376976_22254024.jpg

ホソミイトトンボ越冬型♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
ファインダーを使用せず、バリアングルモニターで、地面スレスレから狙いました。
重いレンズを装着したカメラを、体から離して腕を伸ばしての体勢・・・
キツイですね、腕がプルプルしてました。
f0376976_23003324.jpg

ホソミイトトンボ越冬型♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
ファインダーを使用せず、バリアングルモニターで、地面スレスレから狙いました。
重いレンズを装着したカメラを、体から離して腕を伸ばしての体勢・・・
さらにカメラを縦に・・・
腕が筋肉痛です・・・
f0376976_23164648.jpg

ホソミイトトンボ越冬型♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
お気に入りの逆光から狙いました。
陽射しが強すぎて、拡大表示しながらピント合わせしても、ピントの山がなかなか掴めませんでした。
さらに、風が吹き始め、ピントが合っていない写真ばかりを量産してしまいました。

f0376976_07440904.jpg

ココまで、メスの個体ばかりを観察。
オスの個体が見つかっていません。
昨年の越冬期でも感じたことですが、傾向として同じエリアには同じ性別が集まる様子。
(発生状況などはコチラにまとめてあります。)
改めてオスの個体を探しても、メスの個体ばかり。
約10個体目で、ようやくオスの個体が見つかりました。

ホソミイトトンボ越冬型♂
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
水滴が着いた良い場所に静止してくれました。
陽射しが強くて逆光から狙うと、ピントの山が掴み難いので、順光で撮影。
順光で狙うと、撮影者の影が被写体に落ちます。
被写体がトンボの場合、それで飛ばれる事が私の場合は多いので、普段は逆光から狙うことが多いです。
望遠レンズで狙うと、影がトンボに落ち難いので、飛ばれる事は少ないです。
f0376976_08522696.jpg


久し振りの晴れの日の「ホソミイトトンボ」探索だったので、存分に楽しみました。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
「PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。
(スマートフォンでは、本来の解像度が出力されないようなので、PCでの閲覧を推奨します。)

「ホソミイトトンボ」の発生状況・形態の投稿内容は、コチラ
(内容を少し改訂しました。)
「ホソミイトトンボ」の交尾・産卵の投稿内容は、コチラ
「PHOTOHITO」のホソミイトトンボの写真一覧は、コチラ

「PHOTOHITO」のクロコノマチョウの写真一覧は、コチラ

# by ba-mf08 | 2017-11-04 09:05 | トンボ | Comments(0)