2017/5/14(日)のフィールドワーク②

2017/5/14(日)のフィールドワーク①の続き


2箇所目のフィールド
現地の滞在時間:12:00~15:00
到着時の気温:20℃(気象庁発表)
撤収時の気温:22℃(気象庁発表)
天候:曇り
探索対象:アジアイトトンボ

定期観察しているフィールドのひとつで、前回の訪問は5/13。
前回の「アジアイトトンボ」とその他の状況
・早朝ならびに雨の中の探索だったからか、観察できた個体数が少なかった。
 (滞在時間:6:30<17℃>~8:30<17℃>)
・羽化・交尾態・産卵は、確認できず。
・1個体だけ、成熟個体のメスを確認できた。
・「ハラビロトンボ」の個体数が多かった。

今回の「アジアイトトンボ」とその他の状況
・正午過ぎからの探索だったが、気温が低くく、前回同様、観察できた個体数が少なかった。
・「ハラビロトンボ」は、更に個体数が増えた。
・「ハラビロトンボ」のオスは、より成熟度が進んだ黒い個体を確認。
・「シオヤトンボ」は、今まで個体数が少なかったが、多く見れるようになった。
・「ハラビロトンボ」の羽化に紛れて、「シオヤトンボ」の羽化も確認。
・「シオカラトンボ」が見れるようになった。
・「クロスジギンヤンマ」のオスを2頭確認。
・「キイトトンボ」の出現時期が近いが、まだ確認できず。

アジアイトトンボ♂
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
よく似た「アオモンイトトンボ♂」とは、腹節の青色の部分の場所の違いで見分けることができます。
最短距離の短いレンズを使用して、レンズの前に草が入り込まないように狙いました。
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アジアイトトンボ未熟個体♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
「アオモンイトトンボ♀」とよく似てますが、本種は第1〜2腹節の上部が黒いです。
老熟個体になると緑褐色になります。
また、「アオモンイトトンボ♀」のように、♂型♀の体色の個体は出ないとされています。
最短距離の短いレンズを使用して、レンズの前に草が入り込まないように狙いました。
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ハラビロトンボ未熟個体♂
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
体色は、未熟個体の黄色から黒色に変化した個体が、多数確認できました。
未熟時は黄色、半成熟時は黒色、成熟時は白い粉を吹きます。
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シオヤトンボ♀羽化
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
早春から出現するトンボですが、今年は遅れ気味のようで、まだ羽化する個体がいました。
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シオヤトンボ♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
皆さんが良くご存知の「シオカラトンボ」によく似てますが、本種はやや小さくてズングリしています。
春先から出現するトンボで、地面からの輻射熱を利用するためか、地面などにベタッと静止することが多いです。
気候的に暖かくなると、比較的高い所にも静止します。
(このあたりの所見は、個人的な経験によるものなので、違ってるかも知れません。)

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シオカラトンボ♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
「シオヤトンボ」と比べて、大型でスリムです。
シオカラトンボのメスや、シオカラトンボの未熟個体のオスは、別名「ムギワラトンボ」と呼ばれます。
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シオヤトンボ♂
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
皆さんが良くご存知の「シオカラトンボ」によく似てますが、本種はやや小さくてズングリしています。
春先から出現するトンボで、地面からの輻射熱を利用するためか、地面などにベタッと静止することが多いです。
気候的に暖かくなると、比較的高い所にも静止します。
(このあたりの所見は、個人的な経験によるものなので、違ってるかも知れません。)
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シオカラトンボ♂
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
「シオヤトンボ」と比べて、大型でスリムです。
静止の仕方が「シオヤトンボ」と似ていたので、最初は見間違えました。
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赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
「PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。

「PHOTOHITO」のアジアイトトンボの写真一覧は、コチラ

「PHOTOHITO」のシオヤトンボの写真一覧は、コチラ

「PHOTOHITO」のシオカラトンボの写真一覧は、コチラ

# by ba-mf08 | 2017-05-17 21:41 | トンボ | Comments(0)

2017/5/14(日)のフィールドワーク①

今回は、2箇所のフィールドに行ってきました。


1箇所目のフィールド
現地の滞在時間:7:00~11:00
到着時の気温:19℃(気象庁発表)
撤収時の気温:20℃(気象庁発表)
天候:曇り
探索対象:ホソミイトトンボ

定期観察しているフィールドのひとつで、前回の訪問は5/5。
前回の「ホソミイトトンボ」とその他の状況
・朝方は、水辺から少し離れた草丈の高い植物の間で、交尾態を複数確認。
・気温が高くなってくると、水辺で多数のオスがテリトリー争いを始める。
・冬期にも水がある水辺以外にも、新たに水が入った田んぼの植物体にも産卵を始める。
・開放水面がある方を好む傾向なのか、水が入ったばかりの田んぼに産卵個体が多い。
・「オツネントンボ」も確認。
・「ハラビロトンボ」の個体数が多かった。

今回の「ホソミイトトンボ」とその他の状況
・曇っていて、気温が低く、トンボの活性が低いためか、観察できた個体数が少なかった。
・繁殖水域では確認できず、丈の高い植物の中に潜んでいた。
・繁殖水域近くの丈の低い植物では確認できず。
・「ホソミイトトンボ」が潜んでいた丈の高い植物の中には、アマガエルも多い。
・丈の高い植物の中はアマガエルにとって、餌の昆虫も多く、湿度も保たれ風も避けれる最適な環境なので、太っている。
・「オツネントンボ」も確認。
・「ハラビロトンボ」は、更に個体数が増えた。
・「ハラビロトンボ」のオスは、より成熟度が進んだ黒い個体を確認。
・「アジアイトトンボ」が、まだ確認できず。
・「モートンイトトンボ」の出現時期が近いが、まだ確認できず。

ホソミイトトンボ越冬型♂
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
丈の高い植物の間に潜んでおり、ユックリと移動していました。
当初、300mmレンズを装着していました。
被写体と距離があるので、草がレンズ前に入ってしまいます。
最短距離の短いレンズに交換して、草と草の間から狙いました。
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ホソミイトトンボ越冬型♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
丈の高い植物の間に潜んでおり、ユックリと移動していました。
当初、300mmレンズを装着していました。
被写体と距離があるので、草がレンズ前に入ってしまいます。
最短距離の短いレンズに交換して、草と草の間から狙いました。
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オツネントンボ♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
気温が低く、トンボの活性も低いと思っていました。
ところが、意外と活性が高く、2枚撮影したら逃げられました。
こういう時は、300mmレンズで撮影しないといけませんね。
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オツネントンボ♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
活性が高く、盛んに摂食行動をしていた。
食事中は意外と警戒心が薄く、最短距離の短いレンズでも撮影できました。
このカットは、食事直後の写真。
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カワトンボsp.橙色翅型♂
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
「アサヒナ」と「ニホン」の外見での区別が困難です。
確実な同定には、研究者に標本を送り、DNA解析をしてもらう必要あります。
識別が難しく、ココでは「~sp.」としました。
成熟個体のオスの縁紋は赤く、体全体に白い粉を吹きます。
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カワトンボsp.無色翅型♂
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
「アサヒナ」と「ニホン」の外見での区別が困難です。
確実な同定には、研究者に標本を送り、DNA解析をしてもらう必要あります。
識別が難しく、ココでは「~sp.」としました。
成熟個体のオスの縁紋は赤く、体全体に白い粉を吹きます。
無色翅型♂は、「スニーカー」と呼ばれます。
縄張りをもった橙色翅型♂の近くに潜み、そこにやって来る♀をかっさらって行きます。
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ハラビロトンボ半成熟個体♂
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
体色は、未熟個体の黄色から黒色に変化した個体が、多数確認できました。
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ニホンアマガエル
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
丈の高い植物の中に潜んでいた個体は、太った個体が多かったです。
イトトンボが食べられていないか、心配です。
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2017/5/14(日)のフィールドワーク②へ続く。


赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
「PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。

「ホソミイトトンボ」の発生状況・形態の投稿内容は、コチラ
「ホソミイトトンボ」の交尾・産卵の投稿内容は、コチラ
「PHOTOHITO」のホソミイトトンボの写真一覧は、コチラ

「PHOTOHITO」のオツネントンボの写真一覧は、コチラ

「PHOTOHITO」のカワトンボの写真一覧は、コチラ
「カワトンボ」のスニーカーの詳細は、コチラの投稿ブログ。(私のブログではありません。)


# by ba-mf08 | 2017-05-16 19:37 | トンボ | Comments(0)