<   2017年 01月 ( 14 )   > この月の画像一覧

2017/1/29(日)のフィールドワーク

定期観察している「ホソミイトトンボ」の様子を確認するために、いつものフィールドに行ってきました。
このフィールドで観察できる越冬態個体は、現在1個体のみ。
今回は、馴染みの虫友さんと一緒に、新たな個体を捜索しました。
(この日の虫友さんの投稿したブログの内容は、コチラ

現地には日の出前の午前6:30頃に到着。
到着時の気温は、0℃(気象庁発表)。
晴れの天気予報でしたが、どんより曇っていました。


2017/1/28(土)のフィールドワークの時に、継続観察していた個体がいなくなった事を前回投稿したが、真相を知り得る事ができました。
どうやら、1/27(金)に観察した方がおり、気温が高かったため、トンボの活性も高く、撮影中に飛んでしまったとの事。
実は最近、ホソミイトトンボ越冬態の生息環境の航空写真が、ある方のブログに一時的に掲載され、その写真を見て訪問してきたらしい。
1/28と1/29のフィールドワークは、フィールドを荒らされていないかの確認をするためのフィールドワークでもありました。
今のところは、ひとまず大丈夫そうですが、しばらくは気が抜けません。
前回の投稿で、「個人的に気掛かりな事」とは、この事です。


とりあえず、竹林の林縁部付近の枝に静止している個体のポイントへ移動。
この1個体しか観察できないので、嫌がられないようにですが、ジックリ撮影しました。

ホソミイトトンボ♂越冬態
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(焦点距離 75mm)
逆光で狙い、丸ボケを入れつつ、生息環境の竹を入れ込んでみました。
好みの背景にするため、焦点距離75mmで開放絞りで撮影。

ホソミイトトンボ♂越冬態
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(焦点距離 75mm)
どんより曇っており、薄暗い林内の背景でした。
一瞬、太陽が出てきて、木漏れ日で背景が明るくなってくれました。
好みの背景にするため、焦点距離75mmで開放絞りで撮影。

ホソミイトトンボ♂越冬態
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(焦点距離 100mm)
どんより曇っており、薄暗い林内の背景でした。
100mmマクロレンズっぽく扱ってみました。


午前9:30過ぎくらいから、虫友さんと新たな個体の捜索を開始。
正午近くまで3時間以上、目を凝らして捜索したので、眼精疲労がピークに・・・
過去に観察したところを含めて捜索しましたが、見つからず・・・
正午で撤収しました。

途中の休憩中に虫友さんとも話したのですが、このフィールドで今まで観察できた越冬態は、全てオスの個体でした。
メスは違った環境で越冬しているのか・・・
今年初めて、ホソミイトトンボの越冬態を観察できたばかりなので、いろんな環境を捜索して、データを集めていきたいです。


赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
http://photohito.com/user/13643/
PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。


by ba-mf08 | 2017-01-29 20:16 | トンボ | Comments(0)

2017/1/28(土)のフィールドワーク

当日は予定があり、フィールドワークができそうにありませんでした。
しかし、「個人的に気掛かりな事」があったので、なんとか時間を作って、いつもの「ホソミイトトンボ」の定期観察をしてきました。

現地には日の出前の午前6:30頃に到着。
到着時の気温は、0℃(気象庁発表)。
身支度したり、カメラの準備をしているうちに、空が段々と明るくなり、捜索開始。
雲も風もほとんどなく、好条件の快晴。


まずは、今季の冬に最初に見つけた、ツル系植物に静止している個体のポイントを、確認しました。
・・・いません(汗)
付近を捜索しましたが、見つける事ができませんでした。
このポイントでは頻繁に野鳥を観察しており、もしかしたら食べられてしまった可能性もあります。


次に、前回新たに見つけた、竹林の林縁部付近の枝に静止している個体のポイントへ移動。

ホソミイトトンボ♂越冬態
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
逆光で狙い、丸ボケを入れつつ、生息環境の竹を入れ込んでみました。

ホソミイトトンボ♂越冬態
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
逆光で狙い、縦構図にしました。

ホソミイトトンボ♂越冬態
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
順光で狙い、生息環境の竹を入れ込んでみました。

ホソミイトトンボ♂越冬態
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
順光で狙いましたが、枝がトンボの脚部に被ってしまいました。
コレを回避するには右に少し移動して、頭部から腹部先端までピントが合う面にするにはハイアングルにしなくてはならない状況・・・
物理的に無理なので、この写真で妥協しました。

コチラは、前回と同じ場所に静止していました。
今までの認識では、「夜間は霜で凍らないように樹上に静止し、暖かく湿度の低い昼間は下に降りてくる」でした。
ココ最近の観察では、
「夜間は高い樹上、昼間は地上近く」という行動をしているように思えません。
気温が10℃を超える事が少ない厳冬期(1月〜2月)は、無駄に体力を消耗しないように、あまり動き回らない様な気がします。
あまり観察ができなかった11月~12月や3月は、「夜間は高い樹上、昼間は地上近く」という行動をしているかもしれません。
以上は、個人的な仮説です。


このフィールドで観察できる個体は、1個体のみになってしまいました。
現地を午前9:30頃に撤収。
次回は、新たな個体を見つけたいです。


オマケ
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
目が光ってる訳ではありません・・・
(路上のカーブミラーを利用しての自撮りです。OLYMPUS マクロフラッシュ STF-8を発光させました。)


赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
http://photohito.com/user/13643/
PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。


by ba-mf08 | 2017-01-28 19:25 | トンボ | Comments(0)

モートンイトトンボ

「モートンイトトンボ」は、準絶滅危惧種(NT)に類別されていることもあり、定期的に観察しています。
和名の「モートン」は、イギリスのトンボ研究者のケネス・モートン氏に由来します。
(定期的に投稿内容を更新します。)

★活動期間・・・5月下旬~8月上旬(1年1世代)
 ⇒最も遅くまで観察できた日付は、個人的記録として8/20
★生息環境
・平地~丘陵地の湿地・水田など
・未熟個体も成熟個体も、あまり繁殖水域から大きく離れない
★特徴的な成虫形態
・全長 約22~32mm
・♂の腹部後半が鮮やかなオレンジ色
・♀の未熟個体は全身がオレンジ色だが、成熟個体は全身が緑色
・♂の眼後紋は三日月状で、♀の眼後紋は複眼に沿って縦になる
★交尾・産卵の特徴
・交尾は早朝に行われる
 ⇒最も遅い交尾解除の時刻は、個人的記録として曇天の9:00頃
・♀は日中に、単独で水面付近の植物組織内に産卵

モートンイトトンボ未熟個体♂
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14


モートンイトトンボ半成熟個体♂
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO


モートンイトトンボ成熟個体♂
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14


モートンイトトンボ未熟個体♀
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

モートンイトトンボ成熟個体♀
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

モートンイトトンボ産卵
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

モートンイトトンボ交尾態
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO(
焦点距離12mm)

モートンイトトンボ交尾態
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO(
焦点距離40mm)


赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
「PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。
(スマートフォンでは、本来の解像度が出力されないようなので、PCでの閲覧を推奨します。)

「PHOTOHITO」のモートンイトトンボの写真一覧は、コチラ

by ba-mf08 | 2017-01-24 22:00 | トンボ | Comments(0)

ホソミイトトンボ 交尾・産卵

「ホソミイトトンボ」は、年間を通して観察しているトンボです。
(定期的に投稿内容を更新します。)
(発生状況・形態の違いは、コチラ

産卵の特徴
★水面付近の植物組織内にする事が多い。
★連結産卵の事が多く、その際はオスは直立する。
★稀に潜水産卵を行う。
★稀にメスの単独産卵を行う。

越冬型・交尾態
OLYMPUS OM-D E-M1
SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art
OLYMPUS エレクトロニックフラッシュ FL-600R
望遠マクロレンズで撮影していましたが、寄っても逃げられそうにない個体だったので、50mm単焦点レンズに付け替えて撮影。
望遠レンズより被写界深度が深いので、寄ることさえできれば、ピント合わせは楽です。

夏型・交尾態
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS エレクトロニックフラッシュ FL-600R
稲の間を縫うように飛び回り、ゴチャゴチャしたところに静止することが多いですが、超望遠レンズで背景が上手くボカせました。

越冬型・連結産卵
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
超望遠レンズは重さがネックで、水面ギリギリから狙うにはツライものがありました。

夏型・連結産卵
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS エレクトロニックフラッシュ FL-600R
良い撮影ポジションが取れず、メスの頭部・胸部にピントが来てません。
産卵環境が分かるので、良しとします。

夏型・単独産卵①
夏型・単独産卵②
夏型・単独産卵③
夏型・単独潜水産卵
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS エレクトロニックフラッシュ FL-600R
連続撮影ができました。
単独産卵が見れただけでも貴重なのに、潜水産卵までしてくれました。


赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
「PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。
(スマートフォンでは、本来の解像度が出力されないようなので、PCでの閲覧を推奨します。)


「PHOTOHITO」のホソミイトトンボの写真一覧は、コチラ
「PHOTOHITO」の夏型の写真一覧は、コチラ
「PHOTOHITO」の越冬型の写真一覧は、コチラ


by ba-mf08 | 2017-01-24 20:13 | トンボ | Comments(0)

ホソミイトトンボ 発生状況・形態

「ホソミイトトンボ」は、年間を通して観察しているトンボです。
(定期的に投稿内容を更新します。)
(交尾・産卵は、コチラ


「ホソミイトトンボ」は、「オツネントンボ」・「ホソミオツネントンボ」のように成虫で越冬します。
★生息環境・・・平地~丘陵地の池・沼・湿地・水田・河川のワンド
★特徴的な成虫形態
・全長・・・越冬型:約33~38mm 夏型:約28~34mm
・腹部が非常に細長い
・左右の眼後紋と後頭条が繋がっている
・「越冬型」と「夏型」の2タイプが存在


私が訪問しているフィールドでの発生状況は以下の通りです。
★「越冬型」の活動期間・・・前年の8月下旬~7月下旬
羽化した「越冬型」は、10月くらいから水辺から離れたところに移動し越冬態勢になり、翌年の4月中旬頃から繁殖行動が始まります。
「夏型」が産卵した卵と、前年に羽化した「越冬型」が春に産卵し「夏型」が発生しなかった卵から、「越冬型」が発生します。
★「夏型」活動期間・・・6月下旬~8月下旬
「越冬型」が産卵した卵から「夏型」が発生しますが、地域によっては「夏型」は発生せずに、晩夏に「越冬型」が発生する事があるようです。
「夏型」は、6月下旬~8月下旬頃に活動しているので、前半は前年に羽化した「越冬型」と、後半は新しく羽化した「越冬型」混在することがあります。


「越冬型」と「夏型」の見た目の違いは以下の通りです。
★体色の違い
「越冬型」は羽化後、ほんのり青く色付いた体色(写真①)になりますが、気温が低下し枯れ枝が目立つ頃になると、茶色に体色変化(写真②)します。
「越冬型」は越冬後、気温が上昇する春になる頃には、再び青く色付きますが、前年に羽化した後に比べると青みが濃い(写真③)です。
「夏型」の体色は青いですが、「越冬型」に比べると緑色っぽい体色(写真④)です。
★翅胸部の肩縫線の黒条の違い
「越冬型」・・・細い
「夏型」・・・・太い
★中脚の黒斑の違い
「越冬型」・・・脚先に集中
「夏型」・・・・基部に集中
★「越冬型」の大きさは、「夏型」と比べて非常に細長く、約5mmくらい腹節が長い。


「越冬型」の越冬場所は以下の通りのようです。
★日当たりが良い
★凍らない
雨や風の影響を受けにくそうなところ
湿気で体が凍らないようにする措置のようです。


「越冬型」の越冬期間の活動は以下の通りのようです。
★秋になり、気温が低下し枯れ枝が目立つ頃になると、茶色に体色変化し、繁殖水域に隣接する山などに散らばる
★越冬場所に移動すると、樹上の高いところにいることが多く、陽射しを受けて体温が上がると、エサを求めて下に降りてくる
★摂食行動は主に正午頃までで、午後は高い樹上にある休息場所に戻り始める
★飛翔に必要な体温は、22℃前後と思われる

★越冬状況になると、雨や風の影響を受けにくく凍らない樹上で越冬体勢になる
★腹部を不規則に少し折り曲げて、タケ・ササ・ツル系植物などの枝や茎などに、へばりつくようにして静止写真⑤)
★不用意に近付き過ぎると、嫌がって茎の上を回転移動で回避(写真⑥)
 ⇒体色が茶褐色の羽化直後の夏型も、同様の行動をした
  色付いた夏型の個体では、回転移動で回避すること無く、飛翔して逃げる
★陽射しがあり、活動体温まで温まると摂食行動をする
★「春一番」の頃に、潜んでいた越冬場所から移動し始める
★越冬場所から移動した後は、樹上の高いところにいることが多く、陽射しを受けて体温が上がると、エサを求めて下に降りてくる


「越冬型」の性別による越冬の違いの仮説
★オスは、体色が茶色に変化すると、繁殖水域から離れた越冬地に向かう。
★メスは、初冬であっても活動できる温度(体温)であるなら、来たる産卵の為に、できるだけ多くの餌を取り、栄養を蓄え、
体力温存の為に繁殖水域近くの場所で越冬している。
(全ての個体に当てはまる訳ではなく「傾向」であり、個人的見解です。)


「越冬型」と「夏型」の発生仮説
★(1)5月上旬産卵の越冬型→(2)6月下旬に夏型として羽化→(3)9月上旬に越冬型として羽化→<1>へ
★<1>7月上旬産卵の越冬型→<2>夏型を通り越し8月中旬に越冬型として羽化→(1)へ
 ⇒水温・エサの量によって左右されるので、上記は個人的見解です。


特に「夏型」の発生状況は、謎なところも多く、別のフィールドでは、「越冬型」は確認できても「夏型」できていない場所もあります。
単純に探し方の問題かもしれませんが・・・


個人的に現状でわかっている事は以上です。


赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
「PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。
(スマートフォンでは、本来の解像度が出力されないようなので、PCでの閲覧を推奨します。)


「PHOTOHITO」のホソミイトトンボの写真一覧は、コチラ
「PHOTOHITO」の夏型の写真一覧は、コチラ
「PHOTOHITO」の越冬型の写真一覧は、コチラ

by ba-mf08 | 2017-01-24 20:10 | トンボ | Comments(2)

深度合成

狭い室内などでテーブルフォトすると、背景にいろいろ生活感あるものが写り込みます。
背景を単純化するため、被写体にグッと寄り、開放絞り近くの設定値で撮影すると、背景が大きくボケます。
しかし、被写界深度が浅くなるので、ピント面が合う範囲が狭くなります。

「深度合成」というテクニックを使えば、被写体のピント面は深く、背景は大きくボカす事ができます。
この機能は、巷では「三脚必須」と言われています。
しかし、カメラをシッカリとホールディングできていれば、意外と手持ち撮影でも大丈夫な事があります。
(三脚を使った方が、成功率は高いです。)
トンボの手持ち撮影でも、たまに使用します。


参考作例を御紹介。

共通撮影データ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
レンズ:OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO(
焦点距離40mm)
撮影距離:撮像素子面から約20~25cm
ISO感度:200
シャッター速度:1/20
絞り:2.8(開放絞り)
カメラモード:マニュアル
三脚使用

通常撮影

深度合成撮影
「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II」のフォーカスブラケット機能を使用。
STEP1で15枚フォーカスブラケットした写真を、Adobe Lightroom CCでRAW現像し、Adobe Photoshop CCで深度合成。


赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
http://photohito.com/user/13643/
PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。



by ba-mf08 | 2017-01-22 20:56 | 作例比較 | Comments(0)

2017/1/21(土)のフィールドワーク

週末は予定があり、フィールドワークができそうにありませんでした。
なんとか時間を作って、いつもの「ホソミイトトンボ」の定期観察をしてきました。
今回は、前回までに観察した2個体の確認と、新たに別個体を捜索することが目的です。

現地には午前8:00頃に到着。
到着時の気温は、5℃(気象庁発表)。
タップリと陽射しがあり、雲ひとつ無く晴れていてのですが、風が猛烈に強く吹いていました。


まずは、一番最初に発見したポイントの確認をしました。
ホソミイトトンボ♂越冬態
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
前回とほぼ同じ所で越冬体勢でした。
高さ2mくらいのところに静止しており、焦点距離が短いレンズだと角度がついてしまいます。
被写体のトンボの真横から狙いたかったので、望遠レンズで絞り込んで撮影。


次に、前回新たに発見したポイントへ移動。
・・・いません(汗)
どうやら、森の間伐をしたようで、驚いて移動してしまったのかもしれません。
しばらく、付近を捜索しましたが、見つける事ができませんでした。


気を取り直して、別のポイントを捜索。
独特の越冬態の形をイメージしながら、竹林に入り捜索したところ・・・


いた!!!!


新たな個体を発見しました(^^)

ホソミイトトンボ♂越冬態
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

ホソミイトトンボ♂越冬態
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(焦点距離 150mm)

決して、陽当りが良いとは言えない、たまに木漏れ日が差すような、やや薄暗い林内でした。
しかし、周辺と比べても、風の影響をあまり受けないポイントでした。
「ホソミオツネントンボ」は、陽当りが良い明るい林内で越冬する事が多いですが、「ホソミイトトンボ」は、雨・風がしのげる事が優先されるのでしょうか・・・


「ホソミイトトンボ」の越冬について、だいぶ情報がまとまったので、以前投稿した内容を改訂しました。


赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
http://photohito.com/user/13643/
PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。





by ba-mf08 | 2017-01-21 20:12 | トンボ | Comments(0)

2017/1/15(日)のフィールドワーク

定期観察している「ホソミイトトンボ」の様子を確認するために、いつものフィールドに行ってきました。
前回は、何年も前から探していた本種の「越冬態」を、1個体ですが、ようやく発見することができました。
今回は、前回の個体の確認と、新たに別個体を捜索することが目的です。
今回も、馴染みの虫友さんにも協力して頂き、2人で捜索しました。
(この日の虫友さんの投稿したブログは、コチラ

現地には午前8:00頃に到着。
到着時の気温は、なんと、マイナス2℃・・・(気象庁発表)。
ただ、雲ひとつ無く晴れていて、陽射しもあったので、日向にいると暖かく感じました。


まずは、前回発見したポイントの確認をしました。
少し位置が変わっていたものの、ほぼ同じ所で越冬体勢だったので、同一個体と思われます。

ホソミイトトンボ♂越冬態
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
前回は、腕を伸ばしてカメラを被写体のトンボに近付けて、60mmマクロレンズで撮影。
今回は、やや遠めから300mmレンズで撮影。
近付き過ぎると、警戒されて茎の上を回転移動しますが、被写体のトンボと距離があるので、回転行動されること無く撮影できました。


次のポイントに移動。
最初の発見ポイントは道路に面した場所で、繁殖水域からは少し離れた場所です。
次のポイントは森の中にある一部開けた場所です。
繁殖水域に隣接する山の斜面をすぐ上った場所で、今まで何度も捜索したことがありましたが、今回は独特の越冬態の形をイメージしながら捜索しました。


いた!!!!


ついに、2個体目を発見しました(^^)

ホソミイトトンボ♂越冬態
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS マクロフラッシュ STF-8(光量比 左1:右4)
マクロレンズで近寄ったので、かなり茎の上を回転移動をされてしまいました。
結果、頭部から腹部先端まで、しっかりピントがあった写真が、ほとんど撮影できませんでした。
言い訳です・・・(泣)


今回は新たに1個体を発見し、確認できた個体は合計で2個体。


赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
http://photohito.com/user/13643/
PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。

by ba-mf08 | 2017-01-15 20:38 | トンボ | Comments(0)

2017/1/14(土)のネコ吉

各地で大雪の予報が出ていますが、東京はなんとか降らない様子。
今朝は陽射しはあったものの、寒いのかすぐに帰ってきて、ゴハンをガツガツ食べて、ソファーで熟睡してしまいました。
今季の冬は、ほぼ毎日、お泊りしている「ネコ吉」です。

我が家に頻繁に訪れるオスの「さくらねこ」を、いつからか勝手に「ネコ吉」と呼んでいます。
「さくらねこ」とは、地域のボランティアによって避妊・去勢手術が済んだ「地域猫」です。
その証として、耳の一部をサクラの花びらの形にカットされています。
オスは右耳、メスは左耳がカットされています。

ネコ吉
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

「ネコ吉」は、レンズを向けられるのが苦手です。
いつも望遠レンズを使用して、シャッター音がしないカメラモード「静音モード」にセットして撮影します。
今回は、睡魔が強いのか、マクロレンズで寄って撮影できました。
「静音モード」は、解除できませんでしたが・・・(汗)


赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
http://photohito.com/user/13643/
PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。


by ba-mf08 | 2017-01-14 12:21 | ネコ | Comments(0)

2017/1/9(月)のフィールドワーク

前日から引き続き、「ホソミイトトンボ」の越冬態を探すべく、定期観察しているいつものフィールドに行ってきました。
今回は、馴染みの虫友さんにも協力して頂き、2人で捜索しました。
(この日の虫友さんの投稿したブログは、コチラ

現地には午前8:30頃に到着。
到着時の気温は6℃で湿度は78%(気象庁発表)。
自宅から出発する頃は雨が降っていましたが、現地に到着する頃には雨は止んでくれました。


前回のブログに投稿した「コマダラウスバカゲロウ」の幼虫を、虫友さんが見たいとのことで、まずは案内しました。
前日は、撮影中に雨が降り出したので、仕方がなくフィールドを撤収したため、若干不完全燃焼でした。
今回は気合いを入れて捜索。
前日に観察したとは言え、見事な擬態で、危うく見逃しそうになりましたが、何とか3個体を見つけ出しました。

コマダラウスバカゲロウの幼虫
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS マクロフラッシュ STF-8(光量比 左1:右1)
STEP1で15枚フォーカスブラケットした写真を、Adobe Lightroom CCでRAW現像し、Adobe Photoshop CCで深度合成。
前日観察した個体とは別個体で、この個体の方が体に地衣類をたくさん付着させていました。


寄り道は程々にして、早速、本命の「ホソミイトトンボ」の越冬態の捜索開始。
午前中から正午にかけて、日向になる場所を重点的に捜索しました。
いろいろ、ササの中やツツジ・サツキの中など捜索するも、そう簡単には見つかるわけもなく・・・

繁殖水域に隣接する山を上がったポイント近くで、12月に「ウラギンシジミ」や「ムラサキシジミ」を観察したポイントに向かいました。
この場所は、竹林になっており、他にも常緑樹やツル系植物が混在し、植相が豊かな日向の場所。
雨が再び降り出し、雨や風の影響を受けにくそうなところを、ひとつひとつ丁寧に捜索すると・・・


いた!!!!


ついに、発見しました(^^)

ホソミイトトンボ♂越冬態
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS マクロフラッシュ STF-8(光量比 左1:右1)
「ホソミイトトンボ」の越冬態は、腹部を不規則に少し折り曲げて、枝や茎などにへばりつくようにして、目立たなくなるようにしてやり過ごします。
同じ成虫越冬種の「ホソミオツネントンボ」の越冬態は、
腹部の一部を少し折り曲げて「へ」の字の様にして、枝に擬態します。
両種とも、活性が高くなると、腹部の折り曲げは解除してしまいます。

ホソミイトトンボ♂越冬態
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS マクロフラッシュ STF-8(光量比 左1:右1)
不用意に近付き過ぎると、嫌がって茎の上を回転移動します。



今回は、1個体のみの発見でしたが、他の場所でも「ホソミイトトンボ」の越冬態を見つけたいと思います。


赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
http://photohito.com/user/13643/
PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。



by ba-mf08 | 2017-01-09 19:51 | トンボ | Comments(0)