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冬虫夏草

冬虫夏草とは、昆虫に寄生したキノコの仲間です。
「ヤンマタケ」はトンボに寄生し、無性生殖で増える不完全型の冬虫夏草です。

ヤンマタケが見られる環境は、林内を流れる沢に張り出した木の枝などに着生した状態で見つかります。
今まで見た事がある宿主は、ミルンヤンマ、ノシメトンボ、ナツアカネです。


ヤンマタケの発生・成長過程は以下の通りです。

①夏から秋にかけて生きているトンボに分生子(胞子)が感染。
②体内で菌糸が育つと、なぜかトンボは何かにつかまった状態で死に絶える。
③宿主の翅は、菌糸の成長過程で早い時期に取れてしまう。
④体の節々から菌糸の塊(子実体)が突出した状態で越冬。
⑤翌年の夏に、体から突出した子実体に、朱色がかった分生子(胞子)の塊をつけて成熟。
⑥「ヤンマタケ」が成熟した後、さらに年を越して成熟度が増すと、有性生殖で増える完全型になると考えられています。
有性生殖で増える完全型は「タンポヤンマタケ」と言います。
(1年でタンポヤンマタケになることもあるようです。)


「ヤンマタケ」と「タンポヤンマタケ」の見た目の違いは以下の通りです。

★子実体の違い
「ヤンマタケ」・・・・・・歪な棍棒型
「タンポヤンマタケ」・・・タンポ型(キノコ雲のような形)


以下、冬虫夏草の作例(閲覧注意)

ヤンマタケ(宿主ノシメトンボ)
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS エレクトロニックフラッシュ FL-600R
初めて「ヤンマタケ」に出会えました。

ヤンマタケ(宿主ナツアカネ)
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS エレクトロニックフラッシュ FL-600R
深度合成
背景をボカし、被写体には(ほぼ)全てにピントが合いました。

ヤンマタケ(宿主ミルンヤンマ)
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
OLYMPUS エレクトロニックフラッシュ FL-600R
広角レンズで生息環境も入れ込みました。

ヤンマタケ(宿主ミルンヤンマ)
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS エレクトロニックフラッシュ FL-600R
深度合成
翅が残っている個体は、非常に珍しいです。

種名不明
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
深度合成
宿主は「蛾」の仲間だと思われます。


赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
http://photohito.com/user/13643/

私が撮影した「冬虫夏草」はコチラです。
http://photohito.com/user/tag/13643/%E5%86%AC%E8%99%AB%E5%A4%8F%E8%8D%89/



by ba-mf08 | 2016-11-02 22:47 | 冬虫夏草 | Comments(0)