2017/11/19(土)のフィールドワーク

現地の滞在時間:7:30~13:00
到着時の気温:7℃(気象庁発表)
撤収時の気温:12℃(気象庁発表)
現地実地気温:15℃(11:00) 20℃(11:30) 12℃(12:30)(持参気温計)
天候:曇ときどき晴
探索対象:ホソミイトトンボ

定期観察しているフィールドで、前回の訪問は
11/12

前回の探索を参考に、今回の「ホソミイトトンボ」と、その他の状況
★陽当りの良い、チャノキに被さるツル系植物に、まとまって静止する♂♀各2個体を観察。
・腹部を不規則に少し折り曲げて、茎にへばりつくように静止していた。
・太陽の光が当たると、効率良く当たるように体の向きを変えた。
・不用意に近付き過ぎると、嫌がって茎の上を回転移動で回避した。
・日向の気温が20℃(持参気温計)を越えても、飛翔することはなかった。
・前回の観察結果と今回の観察結果から、飛翔に必要な体温は22℃前後と思われる。
・今後は越冬状態になると思われ、雨や風の影響が少ない樹上に定着。

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まずは、朝方の活性の低いアカネ属のトンボを探索しようと思いました。
ところが、天気予報に期待して現地に到着すると、東の方向には雲がどんより・・・
陽射しがないと、わずかに生存しているアカネ属のトンボも活動できません。

予定を変更して、繁殖水域近くの「ホソミイトトンボ」の越冬エリアを探索。
一通りチェックしましたが、まだ見つけることはできませんでした。
ココ一週間、寒い日が続いたので、越冬体勢になっている個体がいても良さそうですが・・・
昨シーズンには観察できているエリアなので、後日も引き続き探索予定です。

10時を過ぎた頃になると、ときどき太陽の光が差し始めました。
まずは、繁殖水域のアカネ属のトンボがいるか探索してみました。
しかし、日向の気温が15℃(持参気温計)くらいにしかなりませんでした。
1頭の「アキアカネ」が出現しましたが、撮影できずにロスト・・・
晴れたり曇ったりで、それ以降、アカネ属のトンボは現れませんでした。

アカネ属のトンボ探索を切り上げて移動。
繁殖水域から離れた「ホソミイトトンボ」の越冬エリアへ向かいました。
前回探索時には、摂食行動は見れず、チャノキの根元近辺を飛翔してました。
なんとなくチャノキが気になり、片っ端からチャノキを注意深く探索。

すると・・・

ホソミイトトンボ越冬型♂
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
f0376976_21450318.jpg

さらに、少し寄って撮影。

ホソミイトトンボ越冬型♂
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
f0376976_21460029.jpg

すぐ近くの別個体を撮影。

ホソミイトトンボ越冬型♂
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
f0376976_21474908.jpg

陽当りの良い、チャノキに被さるツル系植物に静止していました。
周りを注意深く観察していたら、半径50cmくらいの中に合計4頭発見!!
恐る恐る近付いてみたら、活動体温に達していないのか、飛び立たず・・・
コチラの気配を嫌って、茎の上を回転移動で回避。
どうやら、越冬体勢に突入したようです。

全ての個体が、ツル系植物に静止しており、チャノキ自体には静止していませんでした。
今まで、まとまった越冬態の本種を観察できた事はありませんでした。
さらに、昨シーズンは目線の高さで越冬態が観察できていました。
今回、腰から膝の間の高さに静止していたのも初観察です。

さらに寄って撮影できそうなので、フルサイズ機+マクロレンズに機材変更。

ホソミイトトンボ越冬型♂
SONY α7Ⅱ
SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS
体温が高くなったのか、体が少し起き上がりました。
f0376976_21490230.jpg


その後、太陽の光が差さなくなり、辺りは暗くなってしまいました。
ISO感度を1600にセットして撮影。


ホソミイトトンボ越冬型♂
SONY α7Ⅱ
SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS
やはり、フルサイズ機。
ノイズがマイクロフォーサーズ機より少ないです。

f0376976_21512648.jpg

太陽の光が差さなくなったので、これ以上、体温が上がらず、飛び立つ事はありませんでした。



今回の探索では、いろいろ収穫がありました。

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赤字
には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
「PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。
(スマートフォンでは、本来の解像度が出力されないようなので、PCでの閲覧を推奨します。)

「ホソミイトトンボ」の発生状況・形態の投稿内容は、コチラ
(内容を少し改訂しました。)
「ホソミイトトンボ」の交尾・産卵の投稿内容は、コチラ
「PHOTOHITO」のホソミイトトンボの写真一覧は、コチラ
# by ba-mf08 | 2017-11-20 22:05 | トンボ | Comments(0)

2017/11/12(日)のフィールドワーク

現地の滞在時間:7:30~12:00
到着時の気温:10℃(気象庁発表)
撤収時の気温:16℃(気象庁発表)
現地実地気温:15℃(8:30) 20℃(9:00) 22℃(11:00)(持参気温計)
天候:晴
探索対象:ホソミイトトンボ

定期観察しているフィールドで、前回の訪問は11/5

前回の探索を参考に、今回の「ホソミイトトンボ」と、その他の状況
★出現の様子は前回と同様だった。
・11:30頃にチャノキの根元近辺で1個体見つけた。
・摂食行動は確認できなかった。
・12:00頃には高い樹上へ移動して行った。

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到着時の気温は、「ホソミイトトンボ」が動き出すには低かったです。
気温が高くなるまで、繁殖水域のアカネ属のトンボを探索することにしました。
まだトンボの活性が低くて、近寄るのが容易と想定。
機材は、フルサイズ機+Voigtlander 65mm/f2.0マクロを選択。

アキアカネ♀
SONY α7Ⅱ
Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical
f0376976_20453909.jpg

アキアカネ♂
SONY α7Ⅱ
Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical
f0376976_20455860.jpg
地面からの輻射熱を利用するために、ほとんどの個体が地表面近くで静止していました。
太陽の高さががまだ低かったので、順光で狙うと影がトンボに被ってしまいます。
逆光で狙い、トンボがシルエットになり暗いので、ストロボを併用。

9:00頃になると、日向の気温が20℃(持参気温計)を越えてきました。
「ホソミイトトンボ」が動き出すかもしれないので、前回も観察できた越冬ポイントへ移動。
前回同様、いくつかのポイントを探索しましたが、やはり見つかりません。
移動中、またココロが折れて来たので、目の前をウロウロするアカネ属のトンボを撮影。

アキアカネ♀
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
f0376976_21115951.jpg

アキアカネ♂
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
f0376976_21133430.jpg

ナツアカネ♂
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
f0376976_21144489.jpg
気温が高かったので、もうフルサイズ機+Voigtlander 65mm/f2.0マクロでは寄り切れませんでした。
マイクロフォーサーズ機+300mmレンズで遠くから、そ~っと狙いました。

ココロがだいぶ折れてしまい、トンボ以外も撮影。

ニホンアマガエル
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
f0376976_21195310.jpg
白っぽい落ち葉のところにいたからか、白っぽい保護色になっていました。

もう諦めて帰り支度をしていたら、チャノキの根元をツィ~っと、飛翔している昆虫が・・・

いた!!

ホソミイトトンボ越冬型♂
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
f0376976_21282894.jpg
逃げられないように、マイクロフォーサーズ機+300mmレンズで遠くから、そ~っと狙いました。

ホソミイトトンボ越冬型♂
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
f0376976_21301319.jpg
距離をジワジワ攻めて、焦点距離の短いレンズでも撮影。
望遠レンズは、少し角度が変わるだけで、背景描写がガラッと変わります。

飛び立つと、段階的に少しずつ高い樹上へ移動して行きました。
結局、1個体しか見つかりませんでした。


疑問点が解決できずに残ってます。
ますます、季節的に観察しにくくなりますが、定期観察はまだまだ続きます。

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赤字には、主にオリジナルサイズの写真が閲覧できる「PHOTOHITO」のURLを埋め込んでいます。
「PHOTOHITO」のページで写真を表示した後、さらに写真をクリックするとオリジナルサイズになります。
オリジナルサイズは、さらに拡大表示できますので、解像感の参考にして下さい。
(スマートフォンでは、本来の解像度が出力されないようなので、PCでの閲覧を推奨します。)

「ホソミイトトンボ」の発生状況・形態の投稿内容は、コチラ
「ホソミイトトンボ」の交尾・産卵の投稿内容は、コチラ
「PHOTOHITO」のホソミイトトンボの写真一覧は、コチラ

「PHOTOHITO」のアキアカネの写真一覧は、コチラ

「PHOTOHITO」のナツアカネの写真一覧は、コチラ

「PHOTOHITO」のニホンアマガエルの写真一覧は、コチラ

# by ba-mf08 | 2017-11-13 19:41 | トンボ | Comments(4)